あんなこと、こんなこと。どんなこと?

自分の言葉をしゃべりたくなった翻訳者のきままな独り言:多様だから価値がある。反論、異論大歓迎

2008年07月

45fe7c24.JPGメーカーから「HDDは壊れている」とのお墨付きを貰い、修理費に5万円も出すのも嫌だし、アイスパックをのっけてしばらく使おうと、そのまま戻してもらったXP機。

蓋を開け、とことんホコリを吸い出し、もちろん、メモリ他には触らないように気をつけて、ああ、あのホコリ、おいでと、ついにはピンセットを持ち出して、息を詰め、引っ張り出した後、蓋を閉めただけなのだが。

なんと、この4、5日、一度のフリーズもなく、お利口に安定して動いている。

HDDの高熱で同じく困っているごろーさんが使っているHDD Healthというフリーソフト、HDDが壊れそうか分かるという優れもののようなので私も使ってみた。何せ、メーカーから寿命が来ていると宣言されたHDDなのだ。いくらアイスパックなど載せたところで、そのうち突然死が来るのは目に見えてる。やはりそれは困る。そうでなくてもドタバタ人生、自分の寿命が分かれば一番良いが、それが無理ならせめてPCの寿命くらいは知りたい。

で、結果は…
ワハハハハ。完全健康体。100%健康体なのだ。バンザイ。

と大喜びしたのはいいが、データを移し、デスク周りを動かし、線を外し、発送し、受け取ったこの騒動は何のため?初期化し、再インストールし、ドタバタと1週間以上に渡って振り回された新しいVista機は、買う必要はなかったじゃないの。今やVista機は音楽専用となって歌を奏でてはいるけど、気分は微妙。

何事もスムーズにいかない族に選り分けられている気がする。何事もスムーズに行く人の不運とドタバタの分担分をどうも私たち、ドタバタ族が背負っている気がする。アンフェアだぁ。

PC騒動はこれで当分幕のようだが、今度は取り付けて貰ったばかりのエアコンが、初期不良を起こし、ひたすら部屋を冷やすので、時々電源を切って調節している。修理を問い合わせ、見に来て貰い、再度取り付け工事をやって貰うのは…ううう。このまましばらく付けたり消したりすることにする。サーモスタットの診断ソフトってないだろうなあ。言うことを聞かないのは子供だけで充分だというのに、なんだろねえ。

9b34636f.JPG女子中学生による父親刺殺事件から1週間、今日もテレビで取り上げていたけど、他の殺人事件とは異なると思う。佐藤秀さんが以前、ホラー映画のようだとか、「夢の中で「主演」する人が増えているのじゃないか」とおっしゃっていたが、覚醒障害でこの事件は説明できるのではないだろうか。

胸に痛みを感じて目を覚ましたら、目に生気のない娘が何かに操られたかのように自分目がけてナイフを振り下ろすところだなんて、怖すぎる。また、娘の方も、何か腕に衝撃を感じて目を開けたら、父親が血まみれ横たわっていて、自分はその横にしゃがみ込んでいるというのも、怖すぎる。でも、それが起こってしまった。

覚醒障害という、いわゆる、寝ぼけた状態は程度の差こそあれ、結構、経験したことの多い、珍しくもない障害なのではないだろうか。

かなり前のことだ。夜中に大きな、何かを叩きつけるような音にビックリして目が覚めたことがある。息子の部屋からだった。わーっという叫び声も聞こえる。こわごわ覗いてみると、息子が、大きな板のようなものをベッドの木製の頭の部分に繰り返し打ち付けている。部屋の戸棚のドアを引きちぎって、ベッドを殴っているのだ。訳の分からないことを叫んでいて、明らかにひどく寝ぼけている。

思いっきり猫なで声で、「大丈夫、大丈夫、夢を見たのね。怖くないからね。寝ようね」と小さい男の子に言うように話しかけると、素直に、「お休みなさい」と返事して次の瞬間には寝てしまった。

対処が良かったのか、なだめて大人しく寝てくれて良かったのだが、潜在的な縛りがないと、恐ろしい馬鹿力がでるのだ。呆れ、驚き、そして、体が震え、しばらくは不眠症にかかってしまった。

この話はその後、笑い話として、もう、寝ぼけるんだからびっくりしたと、一応、伝えておいたが、私が寝ぼけた息子に殴り殺されていたとしても不思議はなかったかも知れない。

川口の件では、刃物の傷は肺まで達していて、女性が付けられるような傷ではないとのコメントを新聞で目にしたが、それも彼女が寝ぼけていて潜在的な力をすべて解放した結果のように思える。

可哀想な子。可哀想なお父さん。可哀想な家族。その女の子をきちんとケアしてあげる人がいるだろうか。

遊園地も、映画も、ゲームも刺激はほどほどに。

PCは混迷の度合いを深め、インターネット・エクスプローラーだけではなく、メディアプレイヤーもメディアセンターも、アウトルックも開けない。立ち上がらない。マイクロソフトめがけて誰かが攻撃しているような気もしてきた。でも攻撃したければどこかよそでやってほしい。

つくづく疲れた。仕事は丁重にお断りした。今回の騒動で、メモリは十分なはずだが、余計なソフトは削ったほうがいいだろうとバンドルされていた必要なさそうなbeatjamを削ったのだが、復元にはIEが必要とかで、復元できない。音楽やーい。

Firefoxが動いているから助かるけど、この先いったいどうなることやら。Firefoxが動くということは回線でもモデムでもなく、ソフトの問題のようだが、購入したばかりでこの大騒動、どうなっているのやら。

入院中のPCはHDDが壊れているとの連絡あり。修理費5万円というのでそのまま返してもらうことにした。壊れていてもアイスパックで冷やせば動くだけあちらの方がまだましだ。ううう。早く帰っておいで。

大規模修繕はようやく南側のベランダの幕がなくなったが、養生のビニールカバーと一緒にエアコンの穴の金属部品もなくなっていたことが判明。ベランダの仕上がりについてOKの印を押した後に気づいたが、こんなことってあるのねえ。抗議文を書く気力もないし、交渉することを考えただけで諦める方へと気分が動く。気分も運気も冷え込んでいるのはエアコンで冷えてるせいね。きっと。

20b90f49.JPGたいていのトラブルは元をたどれば自分にたどり着く。
たとえば思い違い
たとえば口の利き方
たとえば説明不足

パソコンの場合は、ちゃんとマニュアルを読まないこと
自分で動かしてみようとすること
知らないうちにキーに触ってしまっていること
自分勝手に腕力でデータを放り込もうとすること

パソコン歴は四半世紀を過ぎた。5インチのフロッピー時代から知っている。パソコン通信の黎明期も知っている。専門知識などなく、ただ知っているだけだけど。
ちょっと前までデータ等はそれらしいところに放り込めばそれでよかった。
どうやら、機械が複雑、繊細になりすぎ、変なものには消化不良を起こすらしい。
バリ島で日本人だけがペストだかなんだかの伝染病に感染したのと同じ。もう少し、図太く、余裕を持たせてほしいものだ。

というのも、新しく買ったパソコンがここ2,3日不調に次ぐ不調で、今朝も朝の9時からつい先ほどまでサポートに電話をかけ、のどが痛くなった。回線だ、モデムだ、PCそのものだ、ウィルス対策ソフトだと、皆いうことが違うが、あっちをあけてもこっちを触ってもどうにもならない。お役に立てずどうもといわれてしまった。

Internet Explorerが立ち上がらないのだ。立ち上がってもフリーズする。このPCというか、Vista特有なのか、コントロールパネルまでオフでは使えないから、これが開かなくなるとどうしようもない。ほとほと困り果て、設定も、回線も、あちこち調べ、つなぎ直し、復元し、でも駄目で、いよいよ初期化かと思ったときに、ひょっと思いついて、バックアップ用のフォルダーからインストールしたものをフォルダーごと削除してみたら、ごらんの通り、立ち上がり、ちゃんと動くようになった。

大山鳴動、出てきたネズミはこの私。バックアップ用の外付けHDDにはたんまりため込んであるが、新しいものにはこつこつ一からそれ専用に入れて築いていくのが一番安全かつ確かかもね。急がば回れ、はいよ。

[追記:やれやれと休憩してあけたらまたもやフリーズ。ネズミはもう1匹いるらしい。そこへ救世主の息子とお嫁さんがやってきた。二人そろってIT関係だけど、大きなシステム相手だから家庭用のPCはわからないと思っていたら、ちょいちょいと直してくれ、ついでにメモリを食わないXPに近い形に直してくれた。お嫁さんがきてから息子が突然、変身。人間いくつになっても変われるものだね。お嫁さんに感謝。]

[追記2:しばらく使うと再び症状が出てきて、フリーズ。もしかしたらIE7のせいかもしれないとFireFoxをダウンロードしていってくれたので、これを使うと、無事にネットにつなげた。ということは、機械の故障ではなくIEのせい?メーカー側ではIE7との不具合は報告されていないというのだが。]

とうもろこしシダーテープで育てているトウモロコシ。味見しました。

3本出てくるから1本にしなければいけないのに、どれを抜けばいいか決定できなくてぐずぐずしているうちに大きくなり、結局2本ずつ育てることになり、しかも、横から出てくる実は1個を残して取らなくてはいけないのに、大きいのより小さい方が良い私はそれもほったらかしで、それなのに、それなのに。

全部にしっかり実が付いて、つまり1本のトウモロコシの茎に3個も実がなっていて、それが皆、ある程度の大きさになっていて。すごい。それだけでもすごいのに。

ワオー!感激。こんなに美味しいトウモロコシ、初めて。取り立てのトウモロコシは今までも何度も口にして、それは美味しいのだけど。これほどのおいしさは初めて。甘いだけの物は好きじゃないはずなのに、この甘さにビックリ。

1本立ちにしなくて良かった。摘果しなくて良かった。常識通りに育てなくて良かった。こんなに沢山、美味しいトウモロコシが食べられる。わーい。今日の分は食べちゃったから写真はなし。次に機会があれば、アリがたかっている写真でも!(アリが一杯いて、ぞっとしたけど。アリの気持ちが分かった。)

品種はサカタノタネの「ゆめのコーン」。日持ちがしないので市場にはあまり出回っていないらしいので、もし、地方で見かけたら、是非、試してみて。そして、庭がある人。来年は種から挑戦してみてください。私でも出来ました。ククク

[追記:大いばりで品種名を書きながら、間違えていました。夢のトウモロコシではなく、ゆめのコーンでした。ぼけてますねえ。通常のとうもろこしより丈が低いので、倒れにくく、育てやすいそうです。私は畑のお隣さんと比べて低いので栄養不足で生育不良かと思っていました!全く、ねえ。マニュアルを読まずに不具合を引き起こして後から騒ぐのと同じような。生活全般に染みついた私の癖なんですねえ。きっと]

5ac6f997.jpgわずか1週間前に走ってノートを買いに行こうとして、結局思いとどまったばかりだというのに、懲りもせず、ぷちっとフリーズ。本体が火をふかんばかりに熱くなっている。アイスパックを載せ、しばらく休憩すると元に戻るのだが、やっぱりこれは突然死が迫っているに違いないと、出かけることにした。

先週以来、情報収集に務めていたのだが、ひっかかったのが週末に○電機が出した広告。B5サイズのレッツノートの中古が6万数千円だという。これだと電話して問い合わせたら、電話注文は出来ない。来店して貰うしかない。物はメーカーから直接来るもので、傷はあるかもしれない。現物渡しだという。

この間、2、3度、問い合わせに応えて電話をくれた。3年ほど前のモデルだというが、これに基本的なデスクトップを組み合わせればいいと思ったのだ。しかし、よく考えれば、ノートを持ち歩くことは年に数回、だとしたら多少重くてもそのままの仕事の環境がつながった方がいいとまたしても迷路に入り込み、また今度にしようと思った矢先のプッツンだったのだ。

やっぱり、この中古を買おう。それから次を考えようと○電機に向かった。売り場で聞いてみると、「うちの店では中古は扱っていません」???確かに、その店に電話をし、それに応えてそこの店員から電話がきているのに。残念ながら名前は覚えていない。その旨を伝えると、別の店員が出てきた。電話の応答の時に側にいましたという。で、同じ話を繰り返すと、「うちの店では中古は扱っていません」というと引っ込んだ。なんじゃ。この店は。延々と待たされているうちにすっかり嫌気が差して○カメラへ。

そこには、本日限りと銘打って前日より5万円も下げた機種が。すごい。XPへのダウングレード権がついていないかららしい。慣れの問題だと誰かが言っていたし、まあいいかと、面倒になって結局、15.4インチ、Duo2.10GHz、メモリ2GB、HDD160GBという大型ノートのdynabookを買ってきてしまった。

そして、今日も、冷や冷やしながら、そしてアイスパックで冷やしながら、4年半前に購入したプッツン癖のあるデスクトップでこのブログを書いている。Vistaのせいだか、Wordが恐ろしく使いにくく変化しているのはなぜだろう。このデスクトップは破棄する予定だったのに、入院を予約した。修理して、Vistaの改良版が出るまでなだめて使おう。安くなっていたのはやっぱり不人気のせいだし、不人気には理由があったのだ。さて、得したのか、損したのか…

25d5f256.JPG娘が肩が痛いと言ってごろごろしたまま起きてこない。毎日帰宅が午前様のおやじのような娘だ。分かっている。仕事のしすぎに決まっている。整形なら私が通っている病院に行けばというとついてこいと言う。場所を探していくのが面倒なのだ。

朝から仕事でばたばたしていたのに、急に来いと言われても…あーあ。でも親バカだからいくしかない。出先でチェックしようと原稿を印刷しようとすると、インクがないとプリンターが騒ぐ。これまでは純正のインクセットを購入していたのだが、買い置きがない。この間、不器用な私でも手も汚れず簡単でしたとコメントに書いてあった注入式のインクを試しに買ってみたものがあるが、こういうときにねえ。でも、これしか見つからない。やるしかない。

そして、もちろん、簡単なはずなのに、不器用な私でも簡単に出来るはずなのに、飛び散って見事な青色に手が染まり、石鹸でも落ちず、プリンターは動かず、娘にせかされて出かける羽目に。どうせこういう忙しいときにこうなる運命なのだ。

私の定期診断は来週のはずだが、ついでに受診しようと病院について、手続きを済ませたトタンに呼び込まれる。いつもは1時間以上は待つのに。なんと、本日が予約日で、予約の時間終了ぎりぎりに滑り込んだことが判明。こんなことってあるんですねえ。私が病気になったおかげよと、娘の威張ること。

前回の受診時より5キロも痩せ、血圧は100程度。みよ、この自制心。もう高血圧とは言わせないと、高揚して先生に報告したのに、最初の一言が「あ、青い手」だった。しかも、夏場は血圧が下がる人が多いからねと、軽くいなされたが、結局、薬の量は半分に。薬が減るのは何年ぶりだろう。やったね。

娘は半休の予定だったのが病院で待たされ、結局全休に。美味しいものを食べに行こうと、病人なのにといいながら娘が選んだ先はホテルのバイキング。なかなか美味しい。終わり近くで客はぱらぱらなのに、新しく料理を足してくれる。しかし、カニは青い手の人は食べない方がいい。食べているうちに、カニ肉が青く染まり、青色というのはあまり食欲の湧く色じゃないことが判明。ああ不気味。ああイヤだといいつつ、カニをお代わりし、ケーキをお代わりし、折角、高校時代の体重まで後1キロにまで迫っていたのに、今朝、計ってみたら、1キロ戻ってしまっていた。

そして、蛇足。薬局で薬が半量になったと言ったら、温暖化のせいで、血圧が下がって薬が減った人が何人もいるんですよ、だって。へ。温暖化と血圧の関係、研究している人っているのかなあ。

ビールお中元が届いた。名字の一部が間違っていた。お宅ですよねと念を押された。ですよ。ハイ。お得意さまからお中元が届く。ありがたいことだ。特殊な仕事なんだなと時々思う。でも名前は間違えないでね。

お中元が届いた。息子からだ!ビールの詰め合わせ。先月、言い訳と口約束を並べ立てウルサイので、大枚を「貸した」。もちろん、戻ってこない。ビールも持っていった。お中元を自分で買ったような気も半分するが、声が弾むのも隠しようがない。

上の娘からは少々前にお中元だかなんだか分からないが金賞を取ったという地ビールの詰め合わせが届いた。飲んじゃダメと常々言っている癖に送ってくるのは、何だろうか。でも嬉しい。

下の娘が、お兄ちゃんからもお姉ちゃんからもお中元が届いて、この幸せ者と言うから、下の娘からのお中元がまだ届かないと言うと、いつもボーナスをお小遣いとしてあげているでしょう。ボーナスまだ?とふざけると、ボーナスが出たとしても自動的にあげるわけではないからネと、威張って言う。

この間まで私のスカートの裾をしっかり掴んで離さなかった小さな子が私にお小遣いをくれるようになり、年中喘息で心配させた子が一人前の母の顔をして二人の子を育て、未だに独り立ちできない子が彼女にお尻を叩かれつつお中元を贈ってくる。面白いなあ。

先頃のPCのスパイ騒動で大変な目にあったのに懲りて、320ギガバイトの外付けHDDを購入。バックアップ怠りなく、すっかり安心していたのだが…

いきなり、音楽が止まった。ステレオ類は引っ越しの際に処分し、PCにアンプをつけて音楽を聴いているのでこれが止まると音楽が聴けない。音楽が聴けないと仕事が出来ない。ウン?えっと思っているうちに遊んでいたゲーム(ばれた?仕事の前の1、2、3ゲーム。ヘヘ)も含めすっかりフリーズしてしまう。コントロール+alt+deleteもなにも効かない。仕方ないので強制終了へ。

PCはちゃんと動く。動く音がする。画面の横のインジケーターも点灯。でも画面が出ない。青ざめた青どころか真っ黒のまま。エエーイ、強制終了を2度、3度。でもダメ。PCに触ると熱いので、これは働かせすぎたのかとアイスパックをタオルに包んで上に載せ、クーラーを強め、30分休憩兼おやつの時間にする。

おやつを食べ終わり、電源を入れるも、画面は暗いまま。コード類を点検し、緩んでいないか確かめたが頑として表示しようとしない。やれやれとまたしても古いノートを引っ張り出し、外付けのHDDを取り付ける。やりかけの数頁は諦めるしかないが、バックアップしてるモンネ。余裕があるのだ。ほらちゃんと読める。読める。肝心なもの以外は…バックアップが暗号化されると書いてあったので、古いノートで読めるようにとちゃんと、必要なドキュメントはフォルダーを作って放り込んでいたのに、それが存在しない。写真と音楽だけ読めたってしょうがないじゃないの。

仕方がないので娘のマックを引っ張り出したら、今度は認識しない。全く認識しない。なんだよ。マックでOKって書いてあったじゃないか。ここに現として存在しているのに認識しないって何だよ。

走ってノートを買いに行くしかないとついに覚悟を決めた。洋服を着替え、財布の中身をチェックし、最後にもう一度と、コードを抜いて、入れ直し、電源を入れたら、ウツクシイ画像が。コードの不具合だったらしい。こんなことってアリ?なんか納得できない。非常用のPCを息子に取られて以来、こちらのPCが不具合続き。困ると分かっておちょくっているとしか思えない。

外付けHDDも肝心なときには役立たずなことがよく分かった。で、今は、外付け+古い、小さな、のろい、でもお利口なフラッシュメモリーを付けている。ノートを買う代わりに防水防塵のタップを買ってきたが、やはりそろそろ新しいノートを買わなきゃなあ。重さ1キロ弱、バッテリー11時間、でも28万程度するものと、重さ3.5キロ、バッテリー5時間、10万前後のものとアナタならどっちを選ぶ?

3d6f68cf.jpg最近見た2本の映画、2本とも別れ、そして再生がテーマで、2本ともしみじみとしていてなかなか考えさせられた。

アウェイ・フロム・ハーはアルツハイマーを扱っていて、これは娘と一緒に見に行ったのだが、娘は最後がイヤだからこの映画は良くなかったと言うが、私の年齢だと、最後がこういう結末だから、だから良かったと言うことになる。詳しく結末を書くのはマナー違反かも知れないので書けないのが残念だが、長年連れ添った美しい妻が自分を失っていく過程を横でなにも出来ずただ見守らなくてはいけないというのはどれくらい辛いだろう。自分と折り合いをつけ、自分が生き続けていくために一歩を踏み出さなくてはいけない。その辛さ。勇敢さ。題名が意味することも、何度も繰り返される言葉なのだが、最後にああそうなのかと腑に落ちた。カナダの美しい自然と絡め、カナダの老人ホームの現状と併せて、極めて興味深かった。秀作だ。もちろん、これは、自分や、両親の状態、日本の介護ホームの現状と比べ他人事ではないからもある。

カナダの老人ホームで1日だけだが友人のおつきあいでボランティアを手伝ったことがある。日系人専用のホームで、基本的に個室、2階にリクレーションルームやレストランが完備され、しかも安価だった。友人はここに入りたいが競争率が高いのよと言っていたが、私も入れるものなら入りたいと思っていたのだが…

映画に出てくるのは有料老人ホームで、夫を入れるため、自宅を売却する妻が出てくる。経済が低迷している間も充実した福祉政策を貫いていたカナダも政策を転換したのだろうか。資源国として通貨が最近強含みだが、経済の立ち直りと、福祉政策の転換がセットなのだとしたら、景気後退期に自宅が競売にかけられた牧場主の友人や、ローンが支払えなくなり自宅を手放さなくてはといっていた友人たちは、うまく波に乗れたのだろうか。気懸かりだ。

天国はまだ遠くの方は、京都の自然が美しい。こちらは株主総会のおまけで、今秋公開予定という。加藤ローサも美しい。主人公もだが、一歩引けば道はいくらでも見つかるのに、八方ふさがりと思い込んで自分で自分を追い込んでしまう若い人たちが多すぎる。昨今、どうも傍若無人と虚弱とが極端に入り交じった人たちが目立つような。

順調にいかないからこその人生だし、順調だけの人生など面白くもないだろう。ゲームだって、順調で単純で易しいゲームなんて誰も見向きもしない。難しいからこそ人生も、子育ても、仕事も面白い。辛いからこそ、その後の一杯が美味しいのだ。後から振り返ってみれば、大変で、辛いときの方が思い出深く、自分の血肉となる。どうせ一度しか生きることは出来ないのだから、やるだけのことをやって、ああ面白い人生だったと言って死にたいと私は思うのだ。辛いときは笑い飛ばす。まず笑ってみる。おたおたしている深刻な自分を笑ってみる。笑う角には福来たるなのだと、私は主人公にエラソウに言ってみるのだ。

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