あんなこと、こんなこと。どんなこと?

自分の言葉をしゃべりたくなった翻訳者のきままな独り言:多様だから価値がある。反論、異論大歓迎

2017年07月

息も絶え絶え、娘一家の若さ、うるささにすでに押しつぶされそ〜。
静かなひとり暮らしに散らかし屋で大声で絶えず喋っている小学生3匹とそれに輪をかけてうるさい娘が襲来ですからね。

で、娘は早朝から下の娘夫婦とテニス、私は孫たちに餌を与え、宿題をやらせ、虫取りに飛び出していった隙に一息。

既に洗濯物はバスケットをはみ出しているけど、昨日、襲来の直前に洗濯機が迫り来る酷使の恐怖に耐えかねて、すさまじい音を立てて壊れたので、今日は洗濯はお休み。分かるわ、その気持ちw。夜中に鼻血でシーツを汚した子もいたけど、見ない振りw。娘に託すw。

粗読、乱読失礼
下町ロケット 池井戸潤  
おやすみラフマニノフ 中山七里 
金融探偵 池井戸潤
魔女は蘇る 中山七里  気持ち悪い
ルーズヴェルト・ゲーム 池井戸潤 
ロスジェネの逆襲 池井戸潤
プーと私 石井桃子 NF 
無限の網−草間彌生自伝 NF 
静お婆ちゃんにおまかせ 中山七里 
カバン屋の相続 池井戸潤
戦う君の唄を 中山七里
ライアーズ・ポーカー マイケル・ルイス 
そうはいかない 佐野洋子
柳宗理エッセイ NF
ぼくには数字が風景に見える ダニエル・タメット NF
三四郎はそれから門を出た 三浦しをん NF 
ネクスト マイケル・ルイス NF
不祥事 池井戸潤
銀行仕置人 池井戸潤
残務整理 多田富雄 NF 
ドリトル先生の英国 南条武則 NF
ヒポクラテスの誓い 中山七里 
マネーロンダリング 橘玲 面白いけどエグイ
ハネムーン 吉本ばなな 
最終退行 池井戸潤
住んでみたヨーロッパ9勝1敗で日本の勝ち 川口マーン恵美 NF
父の威厳数学者の意地 藤原正彦 NF
オレたちバブル入行組 池井戸潤  このシリーズは面白い
下町ロケット2 ガウディ計画 池井戸潤
祖国とは国語 藤原正彦 NF

NF:ノンフィクション、エッセー含む


IMG_2777キャリーバッグを宅急便で送り出し、身軽になって霞城公園を目指す。これでバッグを忘れる心配はもうないw。実は最初のホテルに魔法瓶を忘れ、これは後日着払いで送って貰った。どうやらワタシ、一人旅に慣れるに従い、後ろに残すのが足跡だけでは飽き足らなくなったらしい…。

霞城公園は山形城跡を含む広大な公園なのだが、ここに国の重要文化財指定を受けた郷土館(済生館)があり、また近くには山形美術館もある。IMG_2758





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郷土館は非常にユニークな丸い建物で丸い廊下に沿ってドーナツの穴のように丸く庭がしつらえてある。元々は病院だったということで昔の医療用具などが展示されている。まだかすかに消毒液の匂いが漂うような気がして気持ちが安らぐw。説明も面白い。最上階のベランダまで上りたかったが禁止だったが、つるつるするスリッパで2階まで上るのも難儀で、途中からスリッパを脱ぎ手に持って見学したから、その上は狭い急ならせん階段だったから靴下まで脱ぐ羽目になっていたかもw。ステンドグラス付きの素敵な階段だったけど。大きくはないが面白いので、しかも無料、人も居ないwので、お勧めです。

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次いで山形美術館。ここのコレクションが一番凄かった。「吉野石膏コレクション 印象派からエコール・ド・パリまで」展があると知り、何とか滑り込むためにぐるぐる回るスケジュールになったのだが、吉野石膏と言われても何だろうくらいの気分で出かけたのだが、コレクションは素晴らしいものだった。大家の不出来作品が勢揃いして、麗々しく何枚も飾られている美術館もあるのだが、ここのコレクションは逸品ぞろいだった。ま、ド素人の私が言うことだけどネw。

IMG_2782この展示リストを見ただけで興奮すると思う。ここのコレクションは東京に来てないように思うがどうなのだろう。ルノワールにしても、モネやシスレーにしても質の良い作品が揃っていた。ゴッホのバラの花もあったし大満足。東京なら押し合いへし合いになるだろうに、最終日の日曜日だというのにパラパラとしか人はいない。贅沢だ。勿体ないが、嬉しい。それにしても日本という国は地方の隅々まで随分豊かになったように思える。

ここでカメラの電池が切れてしまった。小笠原ではメモリ切れで娘のデジカメを譲って貰い、これはメモリが大きいので大丈夫だと安心していたら電池!バッテリーの予備を持ち歩くべきかも。

旧県庁舎である文翔館とその横の神社(追加:湯殿山神社、上の湯殿山神社とこことどちらが良いか聞かれ山の上の湯殿山神社の御朱印を頂いた。もう少し若い頃w、娘とつるつるすべるお湯の吹き出ている大きな岩のご神体に登ったことがあるのだ。そういえば、あの湯殿山も山形だった。山形市は初めてだったが山形は何度かうろうろしているのだ。両方貰えば良かったと今頃思いついたw。)、その後洗心庵を目指すがバスがない。日差しが強い。二つ目の信号を曲がると聞いて、日傘を差してひたすら歩く。信号の間隔が遠い。地図を見ておかしいと思う。遠いはずだ。信号の横にいたから二つ目というのはその信号を除いて次の次だと思ったら、次の信号のことを意味していたらしい。途中にも古い建物があるのでそこも見ようと思っていたが通り越していた。戻る気力はない。文翔館は大きく、ため息が出るw。しかし、欲張りなので頑張って見てまわる。ここも洗心庵もボランティアガイドがいるのだが、説明して欲しい文翔館では仲間同士で誰かの噂をしていて入り口のパンフレットも取れず、出てきてもまだ喋っていた。入り口で固まって噂話をするくらいなら他でやって欲しい。

洗心庵は、手入れは行き届いてないが、水音が気持ちが良い小さな庭だった。ここはボランティアガイドが説明を一生懸命にしてくれたが、静かに水や葉ずれを聞きたい人間もいることをお忘れなく。説明を欲しい人のみに説明するのが良いサービスだと思うのだが。でも、近くの美味しい場所を聞いたら、一緒に食事に行きましょうと誘ってくれた親切な人たちだった。親切も度合いは難しいねえ。

山形には古い西洋建築がかなり残っている印象だった。もう少し歩いても面白かったかも。でもお腹もすき、温泉にも入りたい。

上の山温泉へ向かう。

短くしようと思うのに長くなってしまう。くどく書きたくなるのは歳のせいだろうが、エピソードも数多く飛び込んでくるのも歳のせい?

またしても次回へ続く。

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IMG_2714さて、横手。ふるさと村を目指す。秋田近代美術館というぶっとんだ建物の美術館がここにあるのだ。

駅舎は新しく随分大きいのだが駅前は閑散としていた。バス停は1つ。田舎のバスは油断ならないので、素通りされたことも、時間前に行ってしまったことも、行き先表示が違ったことも経験しているので、身構える。1時間に1本だから逃したら大変だ。

人が大勢いた。驚くほどの大賑わいだった。美術館ではない。ふるさと村がだ。バスを降りたのはわずか3人だけだったのに。工芸品を販売するテントがいくつも立っている。パン祭りとやらもロビーで開催中。土産物店をながながと抜けていくと突き当たりに美術館につながるエレベーターにようやくたどり着いた。非常に長い、大きな建物だ。ここいらはかまくらでも有名なようで、雪が深い冬の間も楽しめるように、いくつもの建物をつないでいるのだろう。

美術館の周辺は彫刻が多数展示されていて、木立の中を散策しながら鑑賞できる小道も周囲にある。建物自体が非常に面白い。上階の片隅の床がガラスのはめ込みになっていたり、長大なエスカレーターが派手に設置されていたり、建物としてはかなり荒唐無稽で人目に立つことを第一に考えたのだろうが、保育室が備えてあるのも、グランドピアノを置いた広間があるのも、美術好きだけではなく、みんなが楽しめるようにというコンセプトはなかなか良いのではないだろうか。

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「スズキコージ・ヤッホーホイホー展」をやっていた。童話の原画展だが結構な大きさで、それぞれの絵本毎に1部屋が割り当てられていて絵本とソファーが用意されている。県立青森美術館でも奈良義智さんの作品の展示室の一角に絨毯が敷かれ本が置いてあったが今流行なのかな。残念ながらスズキコージ氏の絵本は孫たちには読ませたくない類のものだったが…。

戸外の彫刻を見ていると横を赤い「チューチュートレイン」が通った。すぐさま乗り場を探して駆けつけw、出発間際に乗ることが出来た。大勢の子供連れの家族に混じってお婆ちゃん一人w。私も好きねえ。

楽しかったのだが、ぐるりと構内を巡っている間に、バスは行ってしまった。テント村を見回るが欲しいものはない。ラーメンも餃子も食べたくない。パン祭りで総菜パンと飲み物を調達、バス停前のベンチに座ってバスを待つ。美味しかった。

バスに乗り込んだのは私一人だった。バス停には人は沢山いたのだが。皆さん車なのね。発車してから、駅でゴロゴロを出してと思ったとたん、横手駅でロッカーが目に付かず持ってきたのを思い出した。駅ではなく、村のロッカーだ。運転手さんに最初の停留所で降ろして、荷物を忘れてきた〜というと、停留所ではないのに、すぐに止めてくれ、お金もいらないと言ってくれた。坂道を戻るのは閉口したが、嬉しい。

そして、さらに1時間待つ羽目になったのだが、それが良かった。人生何がどう転ぶか分かったものじゃないね。

IMG_2738さきにざっと見ていた工芸館などを巡っていて、女性の職人さんとひょんなことで長話となり、またしてもバスが心配になって急ぐことに。バスに間に合ったが、横手駅で今度は2時間近く時間が空くことが判明。1時間に1本は来ると思っていた奥羽本線、抜けてましたね。14時台がない!窓口で新庄から山形までの座席指定を取ろうとして待つより他に道がないことを発見したのだが、周囲に喫茶店もショッピングモールもない。待合室が完備されている訳が分かったよ。

どうしようかと外を眺めていたら横にいた中年女性が声をかけてきた。かまくら館があるよ。行きます?喫茶店もないしねえ。

IMG_2739ゴロゴロを引っ張ってまたバスに乗るのは気が進まないし、バスの便を考えるとリスクが大きすぎる。またさほどの興味もない。

← 横手駅にはカメラをぶら下げた男の子たちが大勢集まっていた。春にいすみ鉄道でキハ何たらに乗ってきたけど一応写真。

そうだサクランボ。小さなパックのサクランボを秋田駅で見かけてのだがイベント終了と同時に屋台は片付けられそれっきり。観光客目当ての大きなパックしか見かけなかったので、近くにスーパーがないか聞いてみた。スーパーもないという。

すると何だかよく分からないことをつぶやいていた彼女が今日は休みだからと言いだし、何の話だろうと思ったら友人の所に2週間、泊まり込みで収穫の手伝いに来ている。彼女が法事で今日は休み。友人の車があるからおいでと誘われ、何だかよく分からないまま車に乗って彼女の家に行くことに。IMG_2748

整理すると、友人がサクランボ農家で友人のご主人は別の仕事で自営。長い付き合いなので毎年収穫の時には泊まりがけで手伝いに来ている。早朝からだからだそうだ。で、友人宅は最近話題になっている「熊」が出没したすぐ下だそうだ。

後ろに林を従えた家についたら彼女が大きな鈴のついたヒモをじゃらじゃらいわせているから熊除けの鈴か聞いたら、単なるキーホルダーだった。紛らわしい。ドキドキした。

IMG_2750ハンカチがあるか、広げてと言われて広げたら、無造作にすくって大量のピカピカ光る大粒のサクランボを入れてくれた。こすれて傷があったり双子だったり売り物にならないけど美味しいからねと。

←だいぶ食べた後だけど

何か食べに行こうともうあまり余裕がないのに、駅を通り越してまた別の方向に走り出したので慌てて勘弁して貰ったのだが、彼女のおかげで楽しくまたたっぷりとサクランボを頂いたのでお礼を言ったら、信用して車に乗ってくれてありがとう。普通は乗ってくれないでしょうと逆にお礼を言われた。そうか、普通は乗らないかw。

もうあうこともないだろうけど、行きずりの私に使ってないから家も自由に使ってと言ってくれた彼女にこちらこそ信用してくれてありがとう。

IMG_2749山形駅構内


山形には新庄経由で夕方に着いた。
駅で店じまい中のおじさんを捕まえて美味しい行きつけのお店がないか聞いたら大収穫。駅前の小さな看板も出ていない居酒屋。常連さんばかりのような十数人で満員になるような居酒屋で、70くらいか、男性一人で切り盛りしているのだが、少しだけ辛口のお酒が欲しいというと、日本酒度+7というのを持ち出してきて、大ぶりのコップを見せこれくらいかと示すので半分より少し下を指したら、そのままガラスのコップに3分の2ほどどぼどぼと注いでくれた。燗でも冷やでもなく、正真正銘のコップ酒。つまみは山形牛を使っているという丼サイズの芋煮セット。苦手かなと思ったが、とっても美味しかった。飲めるわけないと思ったが、けろりと飲んでしまったw。常連さんたちに混じって楽しい夜となった。しかも酒代も取らなかった。ありがとう。

運命の神様のサイコロの目のままに進んだような一日。旅って面白いね。
そして女たちにはそれぞれ、話したい物語があるということがよく分かった。

写真はクリックすると大きくなります。13,884歩

IMG_2692早朝目が覚めた。暑い。室温を21度に下げて寝たのだが布団が厚すぎる。

JR系ホテル3箇所に次々に泊まったのだが、順々に部屋代と共に部屋が広くなり、バスタブがグングンと広く長くなり、ワンピース形のパジャマは形は同じながら材質が向上、長さも膝丈、ふくらはぎまで、そして足首までと長くなり、アメニティは最後の2箇所はポーラに格上げ。そして、布団もボンボンと膨らんでいき、皮肉なことに最初の一番安いホテルの一番薄手の布団が一番寝るのに適していたw。

前回も昨日も行けなかった千秋公園に向かう。満室で食堂は混むのでお早めにと言われていたので急ぎ足。痴呆と歩く速度が比例するなどという説があるらしい。馬鹿なものだから大股で歩くw。家では朝飯前には絶対に動かないのに、人通りの殆どない道をどんどん歩く。気持ちの良い朝、気持ちの良い大きな公園。清々しい。IMG_2711

だが、ここは秋田だ。鬱蒼とした茂みを目の前にするとやはり熊が気になる。数年前に金沢で泊まったホテルは金沢城のすぐ側、宿泊中だったかその前後かに、金沢の真ん中のそのお城の公園で熊が発見されたのだから。

散歩のおじさんを見つけて熊はいないですよねと聞くと、当たり前でしょう。街中ですよと、露骨な目つきがなんだこの馬鹿と言っている。思い込みが怖いのよ、おじさん、と言いたかったが、文句を言うのはブログの中だけ。そうですよねえ、ホホホ、と離れた。
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まず横手へ。ぶっとんだ美術館があるのだ。

IMG_2709驚いたことに大曲までの新幹線の座席が取れない。次だと大幅に予定が狂う。横手までだと奥羽本線なら1本、おまけに新幹線に乗っても大曲で待ってその列車に接続するから同じだって。へえ。

← やすらぎの郷で知った言葉。本当に使うんだ。ここでもへえ。

8:09秋田発。 朝の通勤時間帯なのに、小さな編成で、おまけにすいていて、のんびり進む。旅人だから気持ちよくのどかねえと乗っていられるけど、本線でしょ?本線でさえ1時間に1本。地方からどんどん人が少なくなっている現実が身に染みる。熊が多くなるはずだ。

ローカル線同様、なぜさっさと前に進まないのか自分でも疑問。まだ朝が始まったばかりだが、悪しからず。仕事に押しつぶされそう。か弱いのにw。今日はここまで、とっぴんぱらりのぷ…続く

写真はクリックすると大きくなります。

IMG_2655さて2度目の秋田だ。前回は冷たい晩秋の風にあえなく尻尾を丸めて引き下がったが、今回はお天気も気温も大丈夫。

JR系のホテルは駅に隣接しているので、今回のようにうろうろする旅には非常に重宝する。特に、非力な私など、ゴロゴロを引っ張らなくて済むだけで疲れが格段に違う。ついでにフロントの人に自分の行きつけのお店も聞き出す。大抵の場合、地元民御用達の美味しい店が上がってくる。

循環バスを利用しようと思ったら、たいしたことない距離だから歩いた方が良いと言われ歩き出すが直ちに後悔する。だって、すでに角館で1万歩を超える距離を歩いているのだから。IMG_2678

IMG_2671前回は人も少なく、雪と風よけの通路を伝ってすんなり県立秋田美術館に到達できたのに、地上を歩いて迷い、途中で寄った千秋美術館は休館、余計な足を使う。前回は人もまばらだった美術館では、藤田嗣治の大壁画の前で学芸員が解説していたが人が多く、マイクの声が高い天井や壁に反響し、聞き取れない。おまけに人のいなかったカフェも満席。安藤忠雄らしいコンクリートの壁から水をたたえた浅いプール越しに千秋公園の緑が美しいのだが残念。でも企画展で平野政吉コレクションも拝見できたし、やはり良い絵は良い。当たり前か。

IMG_2660時間をロスしても可哀想な足を優先し、バスで回る。赤煉瓦郷土館。3階の木版画家、勝平得之の記念館を目指したのだが他にも色々面白い展示物があり、結構な時間を過ごしてしまった。この郷土館は明治末期に建てられた旧秋田銀行本店の建物で、面白い。一見の価値あり。古い建物も好きなのでついでがあれば見て回っているが、各地で残っている古い洋風建築には銀行の建物が目立つ。その頃の銀行は随分お金が潤沢にあったらしい。冨が一点集中することは原則反対だが、ある程度以上の規模の建物は資金がなくてはどうにもならない。文化は育たない。難しいところだ。IMG_2662

IMG_2668郷土館の分館という秋田市民俗芸能伝承館(ねぶり流し館)には寄らない予定だったのだが、近いから是非と勧められ、10分ほど日傘を差してヨタヨタ歩いて行った。若いお兄ちゃんが実演をしていたが腰で支えるのが一番難しいという。体の負担は大変なものらしい。勢いでその隣の旧金子屋住宅にも。この類の旧家はいくつも見て回っているのだが、蔵が家の中にあり、さすが雪国の作りである。鷹揚にも各室上がって見学できる。襖絵もしっかり残っている。

紹介された店はチェーン店だった。ちょっとがっかり。駅前のデパ地下で各種購入。疲れ果てているときには、デパートがあるところではの条件付きだけど、やはりこれが一番手軽で良いね。

写真はクリックすると大きくなります。16,188歩

IMG_2789旅から帰ってから超絶忙しい。
遊んだツケは払わねばならぬ。なんて律儀なんでしょw。

数日行かないからといって先日みたいに来ないから死のうと思ったなどと母に言われては堪らないので、自由が丘のタオル専門店で見つけた抱き心地の良い猫のぬいぐるみを、私の代わりにとプレゼントした。名前が書けないので端切れでポケットを作り名前を書いた。針など滅多に持たない私の大作だw。

母はびっくりするほど大喜びして、猫に向かって声色を変えて話し始めた。あなたは家来なんだからね!え、お友達でしょ?それには答えず、家来だから悪いことしたらお尻ペンペンするからね!

人当たりが良く、優しいとずっと言われてきた母にこんな面があるなんてびっくり。家来!そんなものが欲しいのか。施設でずっと気を遣って過ごしているのだろうか。それとも私の代わりだから家来?そんなあ。

ともあれ、家来でも友達でも良いけど喜んで貰えて良かったと思ったら、昨日行ったら、ない。ぬいぐるみ?何のこと?夢でも見たんじゃないの。完全に忘れている。ぬいぐるみは洋服ダンスの一番奥、荷物の下に隠してあった。盗られることを心配して隠し、忘れたのね。切なくなった。

今度は車椅子のポケットにしまってきたが、お友達だよ。忘れないでネ。

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