あんなこと、こんなこと。どんなこと?

自分の言葉をしゃべりたくなった翻訳者のきままな独り言:多様だから価値がある。反論、異論大歓迎

2018年06月

2日前から喉が痛くて声が出なくなり、そうでなくともゴロゴロしているのが、一層、ゴロゴロゴロゴロになっているのだが…

これがねえ、なぜこの時期で扁桃腺炎だとか、咳だとか、鼻水に悩まされねばならないかとつらつら考えると、行きたくないのに、来いと強引に言われている集まりがあるから…。

老練な病気の達人である私は、嫌だと思うと熱が出る。いくつやねんと、自分にむち打ってもしょうがない。勝手に病気になりよる。

昔、縁のあった翻訳会社の元社長が久しぶりで集まりたいと電話をくれたのだが、ちょっと尊敬できそうもないお金のためには裏切りだって何だってするのね系の人たちや、おいこっちに来い、俺の隣に座れなどと、あり得ない発言をする薄汚い勘違い男とか、二度と会いたくない人たちが何人か混じっているのではっきりとお断りしたら、いい年をして子供っぽい、来なさいと言われ、そのうえ、予約を取ったから来るようにとメールが到着。で、嫌だ嫌だ、どうやって断ろうと悶々としていたら、ちゃんとw具合が悪くなり、熱が上がってきたのだ。

よっしゃw。

って、自分を痛めつけて、目標達成って言うのもなんだか納得いかないけど、ずる休みの小学生の気分なの今、ワタシw。

IMG_3265毎日、わっさわっさとなんやかや忙しく、ってその半分は自分で作りだしているようなものだけど、ちっとも前に進まない。
気を取り直して、長野プチ旅行の2日目へ。

朝は娘との戦いで幕を開けた。いや、実際は前日の夜から始まっていたのだけど、ワタシは娘を手伝いたい、娘は邪魔だ、じっとしていて、その応酬がエスカレート、だってねえ、子供が3人いるのだから、貢献したいと思うじゃない。ちょろちょろしては叱られる。

婿殿と上の2人は毎朝5時に起きて3キロほど走っているらしい。出ていく音で目を覚まして慌てて出てきた3番目が玄関口で泣き騒ぎ、急いで娘が中に引っ張り込み、一騒動。やることのないワタシも散歩に出た。

前日の暑さが嘘のように爽やかな朝の信州。とりあえず善光寺を目指す。善光寺には早朝だというのに信徒たちなのだろう、お参りの人たちがちらほら見受けられるが、婿殿+2匹は影も形も見えない。

本殿の周りをぐるっとまわる。中からは大勢のお坊さんたちの読経の声が聞こえてくる。深い緑。そして小鳥の声も。木魚や時折の鉦の音と声を揃えた読経の音が最近は音楽のように聞こえてくるようになった。陶然となる。あの世が近くなったからかもw。

終わったらしいので正面に回ると、なにやら人が増えている。そして指示され次々に並んで道ばたに跪くではないか、何事かと思ったら、プチ大名行列のような行列が。派手な中国風の傘をさしかけられた派手な衣のお坊さんが、高僧なんでしょうね、跪いている人たちの頭を順に撫でて通って行く。写真を撮りたかったが、遠慮して写真無し。今の時代でも、毎朝こういう光景が繰り返されているのだろうか。三文得した気分だ。IMG_3267

婿殿と子供たちを送り出し、すかさず娘と二人、小布施へ向かう。勿論、一筋縄ではいかない。娘がこちらが早いと信州大の校内を抜けていけば目の前をバスは行ってしまい、結局遠回り、上手く特急を捕まえ最後尾の展望車両に喜んだら、小布施の周遊バスの時刻表は普通電車と連動でがっかり。まあその間に資料集めが出来たので良かったけど。

IMG_3275IMG_3270室町初期に建立のかりだ薬師浄光寺へ。古くて小さくて、茅葺きのしみじみしたお寺で、急な石段を登っていく雰囲気はとても良い。だけど、解説のテープ音がエンドレスで響き渡るのは興ざめ、止めて欲しい。



山沿いに岩松院まで歩く。木陰は気持ちが良いが、日差しが強い。岩松院は北斎の見事な天井画「八方IMG_3278睨み鳳凰図」で有名なお寺だ。前回は下の娘と2010年10月に小布施に1泊して訪れたのだが、その後立て続けに両親の問題や娘の病気と結婚、東日本大震災など大きな出来事が続きその辺りはメモ帳代わりのこのブログも空白となっている。感想を比べたかったのだが残念。お寺も周辺も北斎館の辺りも最近北斎が脚光を浴びているためか、様変わりで、何台も観光バスが止まり、どこかの温泉場のような賑やかさになっていた。内部もすっかり様変わりで、岩松院では前は横になって天井を眺めたのだが、横にならないで下さいの札が。

IMG_3281おぶせミュージアム・中島千波館へ。前回は10月なのに見事な桜の画が多数展示されていたのだが、がっかり。もちろん、6月に桜はさすがにないのが普通かもしれないが。同時に、若手グループの展覧会、次代への表現展、ベストセレクションが展示中で、これが儲けものだった。そうそう、北斎館ではあの感動的な祭り屋台を毎回鑑賞するのだが、この中島千波館にも別棟に祭り屋台のコレクションがあり、見応えがあった。前回は気づかなかったのだからこれまた儲けものだ。
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北斎館は思ったほど混んでなくてホッとしたし、やっぱり彼の肉筆画は素晴らしい。しかし、なぜここに娘の応為の作品は1点もないのだろうか。彼女の作品だと分かっているものが少ないのは知っているが彼女の手による思われる美人画でもあればと願ったが、やはり欲張ってもかなわないね…。

子供たちの3時という帰宅時間に合わせて大急ぎで回ったのだが、途中で道を間違えたこともあり、結局美味しい食事を目論んでいたのに、駅のスタンドで忙しく、サンドイッチと珈琲をつまみ、以前、下の娘と入って朝食が記憶に残るほど美味しかったイタリアンでモンブランを調達しただけで慌ただしく帰り着いたのだった。

そして、帰り着いたら、両足が激しくストライキ!万力で締め付けられるような激烈な痛みで、ちょろちょろしてと言われても一歩も歩けないような状態に。で、ありがたく、両足、タイガーバームまみれとなったまま、夕方婿殿が帰ってくるまで横になってトモゾーから借りた本を読む。よろよろと車に乗り込み、市内の温泉施設にみんなで行き、食事と、ゆっくり足ほぐし。何とか足が生き返った。無理しちゃダメなお年頃なのよねw。

IMG_3289← 関係ないですが、祝小笠原復帰50年!コインを購入してしまったw。

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歩 何のこれしきと残念ながらいえなかった。


朝、新聞を取りに行き、そういえばと、夕刊を読んでなかったことを思い出した。

日経新聞なのだが、最近の夕刊の小説が児童虐待に関係していて、しかも、どうも母親が部屋から出られないようにした上で放置し、2人の幼い子を餓死させた心も凍るような事件を扱っているようで、なるべく見ないようにしていた。といっても、目に入ってしまう部分からの類推なのだが…。朝刊はポルノまがいだし、夕刊は胃が変になりそうな虐待だし、もう一体どうなっているのだろう。読者獲得のためにえげつない小説を掲載するのだろうか。

まあ、そんなことで、夕刊はかなりぞんざいに扱っていると自分でも自覚していた。朝になって朝刊と一緒に取り込むことも多いのだが、一緒ではない。ではどこだ。捜索を開始した。数日前からの朝刊、夕刊を日付順に確認。ない。クッションの下や、椅子の上もチェック。靴箱の上までチェック。ない。

かなり頻繁に配達員が変わっているらしく、半年に1度くらい入ってないことがある。チラシを抜くサービスがあるというので頼んでいるのだが、連続して大量に入っていることもある。翌日古紙回収というチラシが2ヶ月、2日連続して入ったことも。

この間からちょくちょく上記のようなことがあったので、朝電話をかけ、今日の夕刊と一緒でいいからと、昨日の夕刊も頼んだのだが。

と並べたてたのは言い訳のため…。
そう、ご明察。油断と予断があった。またやってしまった。

見出しに見覚えがある。確かに読んだ。そこでようやく気がついた。今日が金曜じゃないか。
信じられないことに、金曜日、金曜日と金曜の新聞を探していたのだ。
勿論、金曜日の朝に金曜の夕刊が入っているはずがないのにだ。気がつくのが
100万年遅すぎる。

販売所に電話を掛け、平身低頭した。木曜日の夕刊を2回受けとってしまったのでその分も足して請求して下さいと、みっともない汗を流して電話の前でぺこぺこした。

大丈夫ですよ、これからもよろしくお願いしますと言ってくれたが、朝、すぐに持ってきてなどとエラソーに言わなくてまだ良かったと、少し、ホッとしたのだった。

毎日の連続おちょこちょい技。あ〜あ、また娘が喜ぶなあ。

[追記]そういえば、昨日NHKの「日本人のお名前っ!」というバラエティ番組を見ていたら、奄美島では一文字の名字が多いと紹介していた。で、これは名字のはずがない名前じゃないかと思い込んだ前回の警察官の名字もその中にあった。奄美出身だったのかも知れない。知らないってコワイねえ…。亀より長く生きていると思えるのに亀の甲に負けているみたい。謙虚に、謙虚に静かに生きようっと。

電話がかかってきた。

区域の警察の警察官だと言い、管内で振り込み詐欺が多くなっているから注意して欲しいというのだが、私の姓名が読めないとあれこれ聞いてくる。しかも全く読めてない。

これは怪しい。

なので、違うというと、あれ、引っ越したのかななどと電話口でぶつぶつ言う相手。

お電話番号はと相手の電話番号を聞いたら、「ワタシ」の電話番号を言い、本人の名前を聞いたら、姓ではなく明らかに名前としか思えない名前を答えた。

やっぱり、これは新手の振り込み詐欺だ。また来たな。

で、その警察署に直ちに電話した。

そういう注意喚起の電話をかけてます、と窓口の警察官。
でも警察官を名乗る詐欺事件も発生しているので、そういう電話があれば直ちに110番か警察に電話して下さい。

経緯を伝え、こういう名前を名乗ったのですと言うと、あ、それでしたら、今、その者がその作業に従事してます。

またしてもワタシのおっちょこちょい砲が相手のおっちょこちょいに反応して炸裂したのだった。どうも失礼しました。

雨が降っている。

昨夜、まだ湿っていた玄関マットをあと少しだからとベランダの物干しに干したままにしておいたら、降り込んだ雨で三分の一ほど濡れてしまった。

昨日の地震で屋根の傷んだ多数のお宅はどうしているだろう。被災地周辺の9市町に大雨警報も出ている。地盤が緩んでいるので、余震が続く中、土砂災害も心配だ。

どうして日本はこうも災害が多いのだろう。地震や風水害、火災に至るまでまさに災害列島のようだ。昔から間断なく様々に痛めつけられ、先の大戦では多くの都市が壊滅的な被害を被った。

こういう災害の度に思うのは日本人の強さ、真面目さだ。ご先祖様たちも、営々と、壊され、流され、灰燼と化したものを再び築き上げてきて今日がある。

交通機関は止まり、水道、ガスも止まり、色々批判もでたが、一体世界のどの都市が、それも大阪やその周辺のような大都市が、震度6弱の強い揺れに襲われたにも関わらず、たいした混乱もビルの崩壊もなく、秩序が維持され、電気も速やかに復旧し、翌日から一部を除きほぼ平常に学校や職場が再開などという、奇跡のようなことが可能だろうか。

壊れたら修理する。転んだら立ち上がる。こつこつと前に進み、改善しようとする、これって世界標準から見たら、実に希有な特性だと思える。素晴らしい特性だ。代々受け継がれてきたこの特性がつながる限り何とかやっていけそうだ。でもこれって農耕民族の特性だよねえ…。どれくらい保てるのだろうか…。

ブロック塀の危険性は地震の度に叫ばれ、これまでも多くの犠牲者が出ている。それなのに、危険なブロック塀を放置している所有者も多そうだ。また今回の小学校の塀のように手抜きをする業者がいる。ブロック塀に限らないが、危険かもしれないことを放置し、手抜きをすることは即、人の命を奪うことにつながる、加害者になることだと誰もが肝に銘じ、襟を正して欲しいものだ。

IMG_3252元々は富山に行こうと思っていた。何度か行っていたが見逃していた部分を見つけ、ホテルも予約した。長野にいる娘宅へ寄ろうと画策。婿殿が富山に出張予定とのニュースが飛び込んできてこれ幸いと車に便乗させて貰おうっと考えていたところへ高崎での建築ツアーという面白そうな企画を知り、二転三転。高崎も入れなければと計画を立て直していたところに、ツアーは満員御礼とお断りの知らせが…。

折から、梅雨入りのニュースも。結局、娘宅を拠点にしてうろうろすることにしたのだが、ならば、ほぼ引退同然で貯金を食いつぶす生活に入っているのでバスを利用することにした。節約できると喜んでいたのに、小さなお金には敏感なのに7桁超えとなると気が大きくなるw。出かける寸前に株に手を出した。2銘柄。売ろうと思っていたのに買ってしまうとはさすがワタシ。さて私の運命や如何にw。

久しぶりの高速バスだが、娘たちを訪ねて頻繁に利用していた日々から幾年月、購入も便利にネットで、バスもきれいになっていた。キャンペーンとやらで1500円の席があったのに、横にどんな人がやってくるやらと怖じ気づいて通常値段の女性席を購入したのだからチキンだ。ほぼ満員かと思っていたら、4分の1も乗ってないガラガラ状態でどこでもお好きなところへと案内された。女性席は合計4席しかなく、隣がふさがるのは当たり前のようだし、キャンペーン席は1、2席らしい。しまった。

関越も空いてたし、途中休憩の横川サービスエリアにはタリーズが。後ろには可愛い小さな花盛りのガーデンが。気分は上々。バスのエンジンが後ろだとはうすうす知ってはいたが、開けて点検するところをしっかり見学w。ワタシも好きねえw。IMG_3258

テニス狂いの娘は昼に帰ってくる。それまでお寺巡りをしようと思っていたら、なにやらドタバタしている。御朱印帳を差し出すような雰囲気ではないので聞くと、ご住職が亡くなって葬儀が終わったところだとのこと。書き置いた御朱印を頂き、そのお寺と同じ宗派のお寺もいくつか巡るつもりがどこもこの葬儀で留守だというので諦めた。そうよね、お寺の住職だって亡くなるのよね。当たり前だけど、びっくり。合掌。

長野は暑かった。東京より暑かった。善光寺を目指して歩いていたのだが、美味しそうなアイスが目に入った。色々近隣の焼き物も飾ってある。なのに機械の洗浄中とかでありつけない。で焼き物を鑑賞。他に客の影もなく、ごゆっくり、とお茶を出して下さった。そして味見もどうぞとお菓子とお茶のお代わりも出てきた。店員さんも一人。ゆっくり椅子に腰を落ち着けありがたく頂く。朝一番のバスで来たというのに世間話が盛り上がり気がついたら娘が帰宅する時間に。

近所で待ち合わせ、こじゃれたイタリアンで食事。3度目の長野市だが、だいぶ変わっていた。数年前にはまだおしゃれな店などなかったなあ。酒蔵で数種類を試飲、娘に母の日のプレゼントとしてお酒を1本送って貰い、お決まりの善光寺辺りをうろうろして娘宅に戻ると次々に孫3匹が戻り、たちまち騒音と騒動のただ中にほうりこまれ、特大の皿2皿分の餃子が総力結集で一騒動と共に完成した頃に婿殿が帰宅。トモゾーが部屋を明け渡してくれ面白いという本もあてがわれ、1日目は無事終了。

IMG_3221台風が近づいているというニュースでカートを雨の中引っ張るのが嫌で月曜に帰る予定を繰り上げ、土曜の夜に帰宅した。その話を書こうと思ったが、5月の話もまだ済んでないので、続きをさらっとおさらいすることに。先日の検査で手の甲や頬の毛細血管が切れたが、脳内の毛細血管だけが丈夫なはずもなく、知能指数はどんどん母に近づいていくような予感…。

5月初めにようやく「グレイテスト・ショーマン」を見に行った。最初の音楽が設定を間違えたのかと思えるほどの大音量でしばらく両耳を押さえて聞いていたw。なんせ音を聞くために不可欠な耳の中の毛(有毛細胞)は一度抜けたら生え替わることはなく、難聴が痴呆症を引き起こすというのは父を見てうなずける説なので大音量に耳を晒さないというのはとても大事なのだ。しかし、この映画、期待したほどではなかった。政治的に正しいことを第一に考えたような映画だという印象を受けた。いわゆる見世物にし、笑いものにし、それで金を取り、でもそのおかげで生きていける。見世物にすること自体、肯定しがたいが、どうすればその人のためになるのか。実話だというし、あっけらかんと楽しめる映画ではなかった。

IMG_3214ギャラリー「ときの忘れ物」で松本竣介のデッサン展。松本竣介は盛岡の岩手美術館でほぉっと思った画家なのだが、このギャラリーが高崎での建築ツアーを開催するという告知をネットで知ったのだが、上手く連絡できず、こうなればと、すぐ近くの六義園旧古河庭園とまとめて、駒込周辺をK子と徘徊した。

このギャラリーは建物自体も良かった。椅子が趣味だという白髪の面白い主と少々の長談義。ツアーは一人ならまだ空きがあるという話だったが、長野旅行とまとめようと色々調べていて、申し込んだときには満員となっていた。残念。だが面白い場所が見つかって良かった。近くに美味しいスペイン料理の店も見つけたし。IMG_3235

高校生の頃、六義園の近くに短期間住んだことがあるのだが、もはやどこがどうなっているのか、皆目見当がつかなかった。東京は変わるからねえ。園内も昔、行ったはずだが全く分からない。まあ、その頃の私にお庭を見ようなどという風流心があったとも思えないから当然か。ロッカーにK子と私の荷物を入れたのだが、鍵をしたかどうか判然とせず、荷物がなくなったと騒ぐことに。犯人は私。出てきて良かったが、これでK子をおっちょこちょいとからかえなくなった。残念無念。

IMG_3236古河庭園の邸宅のベランダでのんびりケーキセットを食べたために、肝心のバラ園やお庭を拝見する時間が短くなり、最後は大慌てで回る羽目に。今回の3箇所、いやレストランも含め4箇所は毎回庭も展示品も変わるからちょうど良い。次回もセットで回ろうっと。あ、忘れるところだった。締めは神楽坂で気持ちよく飲んだから5箇所だw。

← 神楽坂の飲み屋のトイレw

4日間ほど遊びに行ってきます〜。

北斎様w、と娘に会いに。娘とは決闘ではなくw、仲良く(たまにどつきあいかなw)、一緒にうろうろしてきます。


499例によって例のごとく、遅くなったが、一応、楽しかったことをメモしておく。5月初旬に下の娘と新宿の損保ジャパンの美術館での「ターナー風景の詩」展へ。時代遅れのような扱いだったターナーが、ここ数年、見直されてきているような気がするがどうなんだろう。

ターナーと言えば東日本大震災のすぐ後に訪れたロンドンのB&Bの家主さんが舞台美術の専門家で、彼女が手がけたという大規模なターナー展がロンドンのテイト美術館でやっていて是非と勧められK子と2人、出かけていった思い出がある。帰国後すぐさまドタバタして、結局、旅日記も最後の数日は書きそびれたままとなっているのだが、アグネスが言ったとおり、とても充実した大規模な展覧会で、さすが、英国が誇るだけのことはあると認識を新たにしたのだったが、もちろん、本場みたいな訳にはいかないよねえ。

ロンドンでは、夕焼け雲を描いた作品が何枚も並べてあったり、質量共に群を抜き、ターナーってこんな画家だったのかという思いで眺めたのだが、その記憶があるので、昔の評価に戻ってしまったように、少々退屈な思いがした。絵でも、食べ物でも、良い物を味わい過ぎるのも不幸かも。

帰国中の下の妹と二人で母を連れ出し、食事と買い物へ近所のモールへ。母はお肉が好きなので少々危惧したが焼き肉へ。一番柔らかい肉を注文、喉を詰まらせもせず素晴らしい健啖ぶりを見せた。これならまだ当分は大丈夫そうだw。IMG_3247

→ 娘から預かったのも多数。で、混み合い散らかっているベランダ。一番奥には冷蔵庫の中で芽が出ていた長芋とサツマイモw

母を連れ、セゾンカードに溜まっていたポイントを交換に窓口に。もちろん、母がきちんと署名できる訳もなく、私の身分証明書や母の保険証を出し、すったもんだしたあげくだが、8000円ほどの商品券が送られてくることになった。

で、母は本を見たいと言い、車椅子を押す私たちに、一人で回るからあっち行ってと言ったのだ。といっても、心配なので後ろからついて行ったし、本棚に手が届かないので、結局は手助けしたのだが、クラフトの雑誌など3点を購入。8000円ほどのお金が入り遠慮なく買えるとちゃんと判断できたらしかった。妹と、驚いたねえ、スゴイねと言い合った。私を忘れていたかと思うとこういう日もあるのね。良い日だった。長くなったので、続きは今度。

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