あんなこと、こんなこと。どんなこと?

自分の言葉をしゃべりたくなった翻訳者のきままな独り言:多様だから価値がある。反論、異論大歓迎

2019年12月

バタバタと昼過ぎから作ったお煮染めのことを考えていた。
何か抜けている。

ビートたけしが歌を歌った。でたい人が沢山いるだろうに…。娘が度胸があるよねと皮肉を飛ばす。だよね。過ぎ去った年を思い浮かべるようなしみじみとした歌、上手い歌が聴きたいが年々騒々しさが増して聴いて良かったという歌が少なくなっていくような。これを歳というんだろうなあ、などととりとめもなく思っていたら、大根とこんにゃくが抜けていることを思い出した。買っておいたのに…。おまけに祝い箸も足りないかもと思いつつ、忘れてしまっていた。

思い出しただけまだ良しとしようっと。年々自分に甘くなる。じゃないとやってけないものw。

片耳で紅白を聞きながら、娘や孫の勝手な批評を聞きながら、年が変わる前に読んだ本を急いで御紹介。中身をすっかり忘れている本の多いことに驚く。

乱読、粗読失礼

日本語の美 ドナルド・キーン 
無知との遭遇 落合信彦
ナナフシ 幸田真音
雲ながれゆく 池波正太郎
スローモーション 佐藤多佳子
世界をこんなふうに見てごらん 日高敏隆
猫ばっか 佐野洋子
ビブリア古書堂の事件手帳 5
通い猫アルフィーの奇跡
鉄の骨 池井戸潤
古書ワンダーランド 横田順彌 
果つる底なき 池井戸潤
昭和からの遺言 倉本聰
ライオンハート 恩田陸 
蛇行する川のほとり 恩田陸
曾野綾子 夫の後始末 
銀行仕置き人 池井戸潤
夏の名残の薔薇 恩田陸
Blackout (Oxford Time Travel) Connie Willis 
シャイロックの子供たち 池井戸潤
ブラインドサイド マイケル・ルイス 
ネクスト マイケル・ルイス 
図書室の海 恩田陸
タマゴマジック 恩田陸
架空通貨 池井戸潤
チョコレートコスモス 恩田陸
須賀敦子と9人のレキギオ 神谷光信
僕はこんな本を読んできた 立花隆 
科学と宗教と死 加賀乙彦 (最終章を除く)


46928今頃、私の大事なガラケーの修理期間が今月末で終了し、その後数年でFOMAが中止となることを知った。本当になくなるのだと身に染みた。

クリスマスは下の娘宅でご馳走になり、なくしたベレー帽よりもずっと素敵なベレー帽を貰い、気分良く上の娘からのプレゼント、シードル持参し酔っ払い、上の娘からは恒例のジャンボ宝くじもプレゼントされた。今年こそ当たるかなあ。息子からは巨大なポートワイン(少なくとも10年より古いものと注文を付けたら10年ものがきた。小瓶で良いから25年ものくらいを密かに期待していたがw)を貰って浮かれていたのだが、もうダメだ〜。

下の妹がオーストラリアから到着、妹夫婦と母を連れ出し、ホテルでケーキセット。母は私をまたしてもお母さんと呼んだが、この間ここに来たねと頭がしっかりしているところを披露。素晴らしい。

勉強会の仲間たちに打ち上げに招かれ、楽しかったし、この時期、なんやかんやあり、頭の中も部屋、もとい、住処全体も混乱の極み。K子は来月にと約束した日時を変更。調べておいてとこちらに下駄を預け、嬉しいのですぐに調査に着手w。混乱に拍車がかかった。

ドコモからは今月いっぱいの大盤振る舞いのキャンペーンのお知らせがきている。昨日、やっぱり機種変か、嫌だがスマホに変えるしかないかと、4時前に店を訪ねたら予約で一杯だと断られ、今日は昼頃ネットで予約しようと時間を掛けて色々な設問やらパスワードを探し出すなどしたのに1月4日まですでに一杯。ということでキャンペーンには乗り遅れ、データをパソコンに移しておかねばとケーブルを探すやら、この先どうなるのか、色々調べ物やらしていたら、この時間になってしまった。

まあ、考えようによっては、修理不能となれば何もドコモに固執することなく安いスマホを買えば良いのだから騒ぐことはないのだ。予約できていれば午後何時間か、店で詰める羽目に陥ってたに違いないので、時間を儲けたとも言える。で、面白そうなテレビもやっているし、考えてみれば、考えなくてもだけど、12月31日の次には家の中がきれいでも片付いてなくとも1月1日はやってくる。

明日、上の娘がやってきて小、中、高の友人たちと夜遅くまで宴会だそうで、孫たちは31日午後にやってくる。つまり、窓ガラスもその他掃除も例年なら手伝ってくれていたものが、今年は誰も手伝ってくれないことが判明。きれいにするどころか汚しに来るのか。それなら汚れていても良いじゃないのと、腹をくくったw。お重に詰めるのは下の娘がやってくれるらしい。お煮染めその他調理で台所は汚れるのだから、掃除は後回しでまあいいや。ドタバタが終わってからちゃんと掃除しようっと。やるかどうかは私の自由だけどw。

玄関ドアと玄関にはお飾りと鏡餅を飾りましたよ。お正月さん、どうぞそこだけ見て、お入り下さい。後は知らんw。

[追記]少し手を入れました。写真は娘宅のベランダから。著作権は娘w。

数日前、息子宅に息子と2番目の男の子Nちゃんの誕生日プレゼントを持って行った。
それから、お嫁のSちゃん、年末に2歳のIちゃんも(Sちゃんの懐で熟睡w)一緒に母の所へ。

S__19669012 (2)お昼少し前に到着したら、母はテーブルの前でお茶を飲みながらテレビを見ていた。
ワタシをみると、あら、まあ、と数年ぶりのように目を丸くし、目を潤ませながらお母さんと呼んだ。
先週は、上の妹と一緒に母を近所のホテルの食事に連れ出したのだが、その時は妹のことは当初すっかり忘れていたが私は見分けて名前を呼んでくれたのだが…。

Iちゃんに大喜びでしきりに髪の毛やほっぺたを撫で可愛いを連発。誰か分からなくても喜んでくれているだけでも嬉しい。そのうち、私の手を取ると頬ずりをしだした。お母さん、お母さんと。Sちゃんと思わず顔を見合わせる。

母と祖母とはあまり仲が良いとは思えなかった。悪くはなかったのだが、親密とは言えない間柄だったように見えた。とはいえ、妹が大病で隔離された際も、父の倒産で家族全員が東京へ引っ越しし、学校の関係で私1人残されたときも、手が必要なときには祖母は九州から上京してきて面倒を見てくれていた。

母によると、毎朝、廊下に正座して障子越しにおはようございますと挨拶させられたとか、武士の娘であることを誇りとする祖母は厳しい親だったとか、嘆きが多かったのだが、自分の生活を中断させ、毎回、自宅を閉じて片道十数時間掛けて娘宅に駆けつけるのはどれほど大変だったか、自分と家族のことで頭がいっぱいの若い母には思いやる余裕はなかったのだろうと思う。

祖母の話はほとんどしない母だったが、九州から駆けつけたまま自宅に一度も戻らずにそのまま大阪で亡くなった母親にきっと、長い間、心の中で詫びていたのではないだろうか。私のために駆けつけてくれたのに、家族と別れ一人取り残された寂しさで祖母に当たった私のように。

Sちゃんと帰りに高めの回るwお寿司を食べ、Iちゃんは寿司ネタだけを剥がしてドンドン食べていき、Sちゃんはご飯だけでお腹いっぱいになった、もう入らないと嘆いた。Sちゃんがお産で入院中、息子と安い方の回転寿司に行きw、子供たちが残すシャリを息子が食べていたのを思い出した。息子と行くと彼が財布を出し、Sちゃんと行くと私が出す。でもネタを食べるのは子供たち、ちゃんと食べるのは私w。親が二人揃っている子供たちは幸せだ。

たった2泊3日なのに途中で色々挟むから終わらない。ごめんあそばせw。
観音崎のホテルから徒歩5分ほどの所に横須賀美術館がある。便利だ。

IMG_0373朝食を済ませて開館5分前に到着する。この美術館も建物が面白い。小高くなっていて、入り口から1階下がったところが展示場となっている。入り口からは小さな橋を渡るような形となり、上から下の展示場の一部が見渡せる。建物の横からスロープを上っていくと屋上にも出ることが出来る。空が青い、海も青い。湾を出入りする何隻もの船が見える。

なかなかおしゃれで良い感じの美術館と思ったのは最初のうちだけだった。
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絵画を鑑賞しているとびっくりするほど大きな話し声が上から降ってきた。高校生の団体が来たのだと思った。小学生並みだな、なぜ引率の教師は美術館の中では静かにしろと指導しないのかと訝っていたら、騒音と共に現れたのは高校生よりも傍若無人なジジババの団体だった。2、30人ほどなのだが、呆れるほどうるさい。広い館内にワンワン反響する。這々の体で隣接する谷内六郎の作品が展示してある別棟に移ろうとしたら、例の入り口付近の橋の上から下の人に向かって叫ぶ女性を発見。思わず、美術館内ですから叫ばないで下さいねと注意してしまった。注意などしたくないのに…。ジジババたちは、騒ぎ立てただけで碌に絵も見ずぐるっと一巡しただけで、さっさと観光バスに乗って去って行った。どっと疲れるw。IMG_0384

ホテルを出る段になってK子が帽子を部屋に忘れたと言い出した。すでに部屋は掃除が終わっていて係の人とK子が右往左往する中、ワタシはゆっくりフロントのソファーに座って見物w。で、K子の帽子はでてきたが、旅の翌日、ワタシのベレー帽がどこかに消え失せているのを発見。笑う者は笑われる…。

K子が行きたいという横須賀に向かう。買い物をしたいらしいのだが、ど派手なスタジャンを買うつもりなのだろうか。横須賀にはあまり良いイメージがない。というのも、息子がもっと馬鹿だった頃w、横須賀辺りをウロウロ良くしていたようだったからだ。息子のようなのがウロウロしているところには寄りつかない方が良いではないかw。

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NHKを見ていたら、今夜ノーベル賞を受賞する吉野教授が小学生の時に「ローソクの科学」という本を先生に頂いたことが科学に興味を持つ発端になったというような話を紹介していた。
NHKでそんなことを放送したら、いきなりこの本が売れ出すじゃないか。

大変。今、手元に「ローソクの科学」の本がある。
孫へのクリスマスプレゼントの1つなのだ。

折角、読むのにちょうど良い歳になったと今年はこの本にしたのに、まるで流行に乗ったようではないか。大体、この本は昔から有名な本なんだから私が選んでもちっとも不思議ではない。

だが、なんだ、テレビを見て決めたのね、などと濡れ衣を着せられないよう、すでに購入済みだったことをここに記しておく。証拠じゃw。

ワタシの美意識に反するけど、おばあちゃんということで、言わせて〜。
多分、一生で一度だから。

自慢じゃないが賞など貰ったことはない。
子供たちも賞とは無縁だった。

なのに、なのに、伝統を破りw、中2のトモゾーがやらかした。

大きな賞を2つも貰いよった。
小、中、高、高専の生徒が参加する全国規模のプログラミング関係のコンテストなのだが、自動xx装置を外側の工作も含めすべて自分で作ったのだという。驚きだ。

家に来たときにはタイピングのアプリをダウンロードして練習させたことはあるけど、PCには殆ど触ったことがなかった。ヤツはスマホも持ってない。もちろん、僻地巡回一家だから塾も無縁だ。今年に入ってなにやらプログラムの勉強を始めたのだが…。

これは誰の遺伝子が働いたのだろう。
ワタシのだと言いたいが、違うなあ。残念w。

来年、表彰式が東京であるらしい。婆ちゃんとしては、誕生日、クリスマス、お年玉に加えてまた何か考えねばなるまい。これまた大変だ。

ここのところドジ続きである。
最新のドジは月末の孫の誕生日に間に合ってほっとしたからか、下の娘の誕生日、しっかり覚えていたのに、残念、日付を間違えていて、娘からケーキを持っていくというメールが届いてもなぜ、1日早く、しかもウチに来る?とクエスチョンマークだらけだったのが、娘に上の娘からも息子からもお嫁さんからも誕生日おめでとうメールが来たのに私から何も来ないので心配してやってきたのだったw。美味しく、娘持参のケーキを食べたのだった。ちゃんとプレゼントは用意していたし、歌を歌い、写真を撮ったけどねw。

手袋をまたなくしたとスーパーまでの道を行ったり来たり探してしょんぼり帰り、帽子を脱いだらその中に手袋が…。驚いた。娘はどうせ家にあるからと冷たかったのだが、頭の上に乗っていたとはね。一人暮らしでも笑いの種はたっぷりあるw。

旅行ではベレー帽をどこかに落とし、これはあちこち電話したが見つからない。買いに行ったら1万だと!諦めた。誰かクリスマスか誕生日にくれないかなあ。声を大きくしてなくしたとみんなに宣伝しなければw。

さて、今日は株主優待のセール開始日だった。昨年は限定品を買い損なった。今回こそとネットで登録して購入しようとしたのだがどうしても上手くいかない。昨年の登録内容がそのままで今回のセールが出てこない。開始日が今日なのに気づいたのは長々と粘った後w。もうネットは嫌になり、電話を前に秒読みw。10時数秒前、いざとかけるが話し中。3度、4度頑張るワタシw。5度目に通じた。ワーイ。

勝ったよ、って何にだけど、限定300枚の極軽らしい洗える敷き布団、定価24,900円を1万円でっせ、奥さんw。負け続けた競馬に勝つってこんな気持ちかなあw。馬鹿だなあワタシww。

IMG_0359各地に企業や創業者が建てた美術館があるのだが、資生堂アートハウスの噂はこれまで聞いたことがなかった。なぜだろう。こんなに素晴らしいのに。しかも入場無料だなんて、びっくりだ。

建物が良い。高宮真介とワタシが追っかけていたw谷口吉生の設計によるもので、谷口吉生による最初の美術館だというから気に入ったのも当たり前かもw。といっても、あまり彼らしさは感じられなかったが…。

現在、12月15日まで「工芸を我らに」展が開催されているのだが、さすが資生堂。美を何よりも追求してきた企業にふさわしく、展示品が素晴らしい。特にガラス食器。固有名詞を覚えるなど不可能な頭になっているので御紹介できないのが悔しいのだが、実に美しい。欲しい…。家の中が片付いていて財布の中身が充実していたらの条件付きだがw。

昭和天皇の写真を燃やしその灰を足で踏み散らしたり、福島や東日本大震災、特攻隊の方々を嘲笑したりする言葉や叫び声の展示をアートと称した愛知トリエンナーレとエライ違いだ。

IMG_0362広大な芝生には彫刻が展示されている。残念ながら芝生は立ち入り禁止だし、冬なので花の類は鑑賞できなかったが、その分、静かで人もまばらでゆっくり鑑賞できたので良かった。

日程のせいで付属する資料館は覗けなかった。スタッフの人に海外からの見学者が来館してるので頼めば入れると思うとのことで頼んでみたがダメだった。近くには資生堂の工場もある。ごく希にだが一般公開することもあるようなので、訪れるときには調べてみることをお勧めする。工場見学も大好きなので逃した魚は大きい感があったw。

重たいガラガラを引っ張り駅へ。20分ほどか。軽食を手に入れこだまで品川へ。品川駅はよく知っているはずなのに大変貌と大混雑でウロウロ。まだ午後の4時前だというのにラッシュ時並の京急に乗り換え観音崎へ。

今日のお宿はここ。宿賃は前夜のほぼ2.5倍。前夜は無料の夜鳴きそばだったからねw。部屋は広かったが色々むにゃむにゃ、スパは徒歩数分の別施設。外は寒く上り下りもある。やっぱり館内が良いねえ。食事はとっても良かった。美味しかった。ホテルや旅館の食事は必ずといって良いほどかなり残すのに完食してしまった。帰宅してからのお腹の不調はこのせいかもw。まあサービスの男の子が可愛かったから良しとするw。これはしっかり言っておこうw。

歩数は館内からスパへの往復、恐らく3000歩強を除きw、11,761歩

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