あんなこと、こんなこと。どんなこと?

自分の言葉をしゃべりたくなった翻訳者のきままな独り言:多様だから価値がある。反論、異論大歓迎

2022年10月

毎度おなじみの「もうダメかも」だが、今回ばかりは本当にダメかも。

数年前からワタシは認知症に罹っているかもといくつかの病院に行き検査して貰ったり、何しに来た何が欲しいと放り出されたりしてきたけど、やっぱり認知症を発症してるに違いない…!今度こそ当たりだw。

頭の中って一体どうなっているのか、実に不思議。良く人体関係のテレビ番組など見るのだが大腸が頭に指令を出していたり、見れば見るほど人間って本当に誰の手も借りずに自然にこういう仕組みになったのか、神様の介在なくしてこんなに精緻に作り出される物なのかなどと思うのだが、ある程度の年齢になると認知症やそれに近い症状を発症する人が増えるのは、古いパソコンがエラーを出したり動かなくなったりするのと同じかもね。でワタシは正常に動く期間を終えつつあると言うことなのかも。

機械なら買い換えれば良いのだが、頭の中身は買えない。交換できない。で、自分で、ワタシの頭の配線がおかしく狂いだしていると自覚しながらあと何年か悩み、苦しい思いをしながら生きていくしかないのだろうか。

きっかけはキュウリだw。ピクルスを作りかけたらキュウリが冷蔵庫にないのに気づき、買い物に出かけた。途中で、息子宅の一番上の娘Uちゃんが10月生まれなのを思い出した。で、キュウリより先にプレゼント選びに目標を変更。可愛い洗顔セットを見つけ中2の女の子だからちょうど良いと購入。モールから徒歩7,8分の所にある息子宅へ向かった。

どういう神様のいたずらか、誕生日は10月28日なのに、お嫁のSちゃんにUちゃんに誕生日プレゼントを渡してと言ったからか、誕生日当日のような気分になってしまい、帰ってからUちゃんにおめでとうのメールも送ったのだ。

おまけに、春にSちゃんに小さめだった黒のカシミアのジャケットをあげたのだが、残したジャケットが背が縮んできたからだろう、ブカブカしてきたので交換して貰おうとしたら、貰ってないと…。Sちゃんが試着してみて、え、良いの?ありがとうと言った言葉や光景、すべて覚えているのに貰ってないと…。勿論、家中ひっくり返して探したが見つからない。ジャケットをかけていたハンガーは空のまま。Sちゃんは買ってあげると言ってくれたけど…問題はワタシの頭だ!

娘は今度家の中を探してくれると言うが、一体どうなっているのだろう。
認知症だとこういうことが頻繁に生じるのだろうか。何が現実か、幻視、幻聴なのか、まるで見分けがつかなくなったような心許ない嫌な気分がする。

もう、お母さんたら、何言ってるのなどと気安く母を叱っていた自分を嫌になる。で、仏壇の母に向かってゴメンね、お母さん、と呼びかけているのだが、母が生きているときにもう少し優しく出来たはずなのに、可哀想なことをしてしまったと後悔しきりだ。

娘たちも私がいなくなった後になってごめんねと心で謝るのかなあ。

上の娘がやってくる。下の娘夫婦とテニスの試合を見に行くのだ。騒がしくなるから落ち込んでいるワタシの気分も少しは浮揚するかなあ。

自慢じゃないが、家中散らかっている…。テーブルの上はチョコその他お菓子の箱と領収書、数冊の本その他で山盛り。使ってない部屋のシーツを剥がして新しいのと交換し、枕や軽い布団など出したら、掃除機を取り出したのに取り出しただけで、そこでもう頓挫。

母の死と共にやる気も死んだ。まあ、単なる愚痴だけど。実に情けない体たらくだ。
分かっちゃいるけど、動き出せない…自己弁護が過ぎるよね。

余波で20年を超える長い付き合いで一緒に旅行もした友人を切った。散々利用されたがそれでも許してきたのが、とうとう我慢の限界に達した。

彼女の母君が亡くなったとき、自宅まで花束を届けて貰い、時を置かず彼女を慰めに行った。
同じことを彼女に望んでいたわけじゃない。ただ、彼女がもうすぐ定年で会社を辞めるから次の仕事を探してと言ってきたとき、母が亡くなったことを告げた。

返事として、顔を見たいからPCに○○というソフトを入れてという彼女の都合のみが…。一言のお悔やみもなかった。

彼女がピンチの時、ワタシのポジションを譲ったことがあった。年間数百万円の仕事をくれていた顧客だったが、彼女を見殺しに出来なかった。彼女はそこに定年まで勤めた。会社の悪口も聞かされたが、口を極めて、但し、口だけの感謝をしてくれたが、忙しくて翻訳を外注していると聞いたとき、じゃあ、ワタシにも回してと言ったら、そんなこと出来るわけないでしょと言い放った。耳を疑った。合間合間にあなたのおかげよありがとうと言いつつだ。

反論すべきなのに、そういう人かと思っただけで文句も言わなかった。長女だからか諦める癖がついているのかも…。

だからブログには書いたがそれだけで満足して静かに彼女の前から消え失せる。返事は出さない。彼女がピンチだ助けてと言ってきてももう二度と助けない。

何だか、ワタシって、他国を散々助けて財布の役目をしたあげく小突き回される日本人の典型のような気がしてきた。笑っちゃうね。

因みに彼女は日本と海外で望める限り最高の教育を受けた人間だ。他にも東大や阪大の院卒等高学歴でありかつ徹底的な自己中女もかなりの数知っている(どういう訳か女性が多い)。学歴が上がると自己中が増えるのは日本特有のような気もする。教育のせいなのだろうか…。勉強以外のものを学ぶ機会や時間が若いときに与えられなかったのだろうか…。

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