[追記有り]

朝日新聞への憎悪はどこまで?--「血祭り」後を考える
という記事を読んだ。

筆者の石井孝明氏は信用しても良さそうなバランスのとれた人のようだが、この記事を読んで、ああ、またしても日本的な納め方に持っていこうとしていると少々がっかりしてしまった。丸く収めた方がよい場合と丸く収めてはならない場合があると思うのだ。

朝日新聞は日本の最高権力の1つだと思っている。それは対外的に知的な人たちが読む新聞というイメージを与えていることで海外メディアに対する影響力が他の全国紙よりも遙かに強いこともある。放送、雑誌を従えたコングロマリットであり、しかも正義派を標榜し、そのためなら少々ニュアンスを歪めることも厭わない体質であることもある。これは非常に恐ろしい。ペンの力により自殺や倒産に追い込まれた個人、企業はどれほどいるだろうか。1つや2つでないことは確かだ。筆先一本で人や企業の運命を変える。もてあそぶ。時代の流れを作っていく。面白いでしょうねえ。

これまでメディアは自分たちが悪と考えたものを徹底的に追求してきた。であれば、自分の膿は自分で出し、自分がやったことの責任は自分が取り、きちんと謝罪するのが筋というもの。他者は徹底追求するが自分はしない。他者には徹底的な謝罪を要求し、謝罪しても言い訳も聞かず。他の見方も提示せず、世界に配信し、あおることが多かったメディアが、謝罪もせず、きちんと世界に英文他での説明もしない。なんなんでしょうね。

メディアには誰よりも自分の影響が及ぶ限り広く説明する義務があると考える。

ということで、以下のようなコメントを石井氏に送った。誰かにその記事に関してコメントを送ったのはこれが初めてだ。が、多分、一瞥もされずに削除される運命だろうな。なお、てにおは等、最小限の修正を行った。

日本につきまとう20万人の少女強制連行、強姦、性奴隷の国家という世界に広がったイメージを覆せるこれが最後のチャンスなのだから、きちんと落とし前を付けるまで、朝日新聞を許してはならないのだ。

石井様

 

以下の感想を持ちました。コメントを入れようとしましたができませんでした。お忙しいのにまた失礼とは思いますがメールを出すことを決心しました。

 

残念な記事です。お分かりになっていらっしゃいませんね。

私は今まで堀江さんの時も鈴木さんの時も流されて「血祭り」に参加したことはありません。それどころか堀江さんはずっと応援してきましたし、福島から事故直後から農産物を取り寄せています。国民として応援するのが当然だと思うからです。

 

またメディア主導の多数による猛烈なバッシングはいじめそのもののような様子を呈することが多く、嫌いです。しかし今回は別です。猛烈に腹を立てています。

朝日が引き起こした問題は世界的な問題になっています。海外の日本人がどれほどの恥ずかしい思いをしているのか想像できませんか?自分の親、叔父が従軍した家族がどれほど肩身の狭い思いをしてきたかおわかりになりませんか?

 

今ここでまあまあとなだめてどうするのですか?その結果は、やっぱり日本は強制連行し、暴行し、慰安婦にして、なおかつ謝罪もしない、しかも正義の味方の朝日を皆で叩くひどい国だと中韓他の国は思うでしょう。

 

オバマが日本嫌いなのも、ミッシェル夫人が公式訪問なのに日本への同行を拒んだのも朝日新聞が長年行ってきた日本たたきの結果であり、朝日が作り上げた20万人の少女の強制連行、暴行、性奴隷の話を信じた結果です。


朝日は骨身を削って全世界に向かって強制連行の事実がでっち上げであったこと嘘と知りつつ訂正もしなかったことを世界各地のメディアに各言語で大きく目立つ表示及び方法で広告を出し、日本だけでなく世界に向かって謝罪すべきです。それがない限り私は許しません。また日本国民は許すべきではないと思います。 

 

今までの行き過ぎたバッシングとは問題が違うのです。

 

中国がもし国境を侵し、侵略してきたとしても、もし日本が謝罪もしない酷い国というレッテルが強く作用すれば、日本をなんとしても助けようという声も小さくなり、その勢いもそがれるでしょう。

 

中韓とは経済面で激しく競争する相手です。少しでもイメージを損なっておけば他国の得となります。

 

強制連行が真実なら叩かれても仕方ないと、謝罪や膨大な賠償を条約で支払い済みであるにもかかわらず、声を上げることはできませんでしたが、真実でないことを放置してなあなあで済ませるのは子孫に永遠にそのレッテルを貼り付けることです。

 

どうか、これらのことをお考えになり、謝罪もせず、相変わらず英文ではforceなど強制連行、暴行を想起させる言葉を使い、反省の色のない朝日新聞について、もう矛を収めればなどとおっしゃらないで下さい。

 

よろしくお願いします。

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石井氏から返事が来て、2回やりとりをした。

1回目の返事
いや、私は、このままではいけないので朝日のアホさに自分たちで気づけと言っているのですがね

2回目の返事
引用ありがとうございます。まあご指摘通り、朝日はドツボにハマっているので、

私の立場は「叩くな」というよりも、「朝日のバカさ加減を悲しい顔をしてみる」ですよ

忙しいのに悪かったけど、今回は氏に同意できない。他の記事も読んでみた。大きな違和感はない。思った通りバランス感覚の良い人だね。